『肉グル』の開発ヒストリー②

開発ヒストリー②

キャンプを最大限満喫したい

ソロキャンプに行ったときに、今日は焼くぞ!と張り切って大きな牛肉のかたまりを買って行ったことがあります。ただでさえ、外で食べる食事はおいしいのに、見る景色は最高で、夜空もきれいで、空気は澄んでいて、静かで、炭のいい匂いがして、こんな状況で贅沢な肉のかたまりを焼いたら、さぞ、楽しいことだろう。と、考えていました。

いざ、焼いてみます。事前に浸み込ませた岩塩や胡椒が良い感じです。太めの網にのせたかたまり肉は焼き目も最高です。さぁ、食べよう。と、ナイフで切ったら、中まで焼けていません。半生です。まぁ、そんなこともあります。もう少し、焼いてみよう。と、やっているうちに外は焦げてきて、中は焼けていない。。。せっかくの贅沢なひとときが覚めてしまいそうです。最高の肉を焼きたい、と思いました。

焼き加減
肉グルで焼いたちょうどいい焼き加減

行きつく先はブラジルか

何かいい方法はないかと考えていた時、たまたま当時の会社の人とブラジル料理屋に行きました。そこでシュラスコ(大きな串にかたまり肉が刺さったもの)に出会いました。これだ!でも、なんでこんな大きな肉がやわらかくおいしく焼けるのか疑問でした。ブラジルの店員さんにお願いして、焼いているところを見せてもらいました。それが自動回転式肉焼き機械のロティサリでした。その機械は何本もの串を自動でまわし、ガスの火で焼いているものでした。そうか、ゆっくり回転させると焦げなくてまんべんなく焼けるんだ。これを小型化できればキャンプやバーベキューで使えるかもしれない。

脂をまとった牛肉

ゆっくりまわすことに意味があった

肉グル』の試作を作ってさっそく焼いてみると、今まで全く思いもしなかったことがわかりました。牛のかたまりを焼いていると、熱で脂肪部分が溶けていきます。いつもの網焼きだと、その脂がグリルの中に落ちて、そこに火がついて・・・というパターンなのですが、肉がまわっているので脂が下に落ちにくく肉に絡んでいくではありませんか。衝撃が走りました。脂が肉にコーディングされて、肉を乾燥から防いでくれるだけでなく、溶けだしたうまみも絡めてくれています。

そして、まわっているので焦げにくいだけか、ゆっくりと焼かれていきます。そのときに思いました。もしかして、ものすごく弱火でゆっくり時間をかけて焼いたらどうなんだろう。結果は、溶けた脂が絡みつき、外は脂で揚がっているようで、中はしっとりしています。そう、これがしたかったんだ。

キャンプでかたまりの肉をおいしく焼きたいという思いから『肉グル』が生まれました。高い牛肉を買う必要はありません。赤身と脂身がある肉に、岩塩を少し多めに振りかけて、一晩おいて、肉グルでじっくり焼くだけでおいしくできあがります。味付けはシンプル、味は最高。

肉グル

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